ねこちゃん療養生活中
現状から先に言うと、ねこちゃんは口腔内扁平上皮癌の疑いが強い、と診断された。日本帰省から戻ったとき、ねこちゃんはパーフェクトな体調で待っていてくれた。留守中にシッターに通ってくれた友人たちによる愛情こもったお世話のおかげだ。7月後半くらいからどうも元気がな ...
現状から先に言うと、ねこちゃんは口腔内扁平上皮癌の疑いが強い、と診断された。
日本帰省から戻ったとき、ねこちゃんはパーフェクトな体調で待っていてくれた。
留守中にシッターに通ってくれた友人たちによる愛情こもったお世話のおかげだ。
7月後半くらいからどうも元気がないように見え、末頃にはフードを食べづらそうにし食欲がかなり減退した。
腎臓病を疑われ血液検査をしたが異常なく、口の中を調べたら舌の下に癌と思われる腫瘍が認められるということだった。
ガンのための検査費用は$1300以上、麻酔をかけサンプルを採取しラボに送って結果は1週間後、ガンが確定したら顎の大幅切除手術、薬物や放射線治療など
くらくらした。
これからねこちゃんに負わせる残酷なほどの負担を想像して、獣医の提案する検査と治療に進むことをあきらめて家に連れ帰ってきた。
そのつらい治療をがんばって乗り切ればこの先何年も元気で快適な暮らしが戻ってくるというわけでもない。
この日から世界が変わってしまった。
何をしてても心から気持ちが晴れることがない。
それから10日。
ねこちゃんが好んで食べられるフードを欲しがるだけ与え、大切に甘やかしているうちに少しずつ体重も戻り気分がよさそうにしている時間も少しだけ戻ってきて私の気持ちも少し落ち着いた。
今まで「健康のために」「ずっと長生きしてもらうために」をいう視点からフードを選び遊んで運動をさせてきた。推定13〜15歳くらいのわりに腎臓その他血液の数値に問題がなかったのは私にとって「そりゃそうだろう!」という当然の結果だった。
それなのに?ガン?
どうしてねこちゃんが。
どうしてねこちゃんが。
私は願い事をするときめったに交換条件を出さないほうだけど、今お世話しながら誓っている。
「これからはもうねこちゃんの大好きなごはんしかあげないよ。だから私とずっとずっと一緒にいよう。治れ治れ治れ」

下段は実家から届いた救援物資

どれもよく食べるけど、今のところ一番好んでいる様子なのはNuloのシルキームースシリーズ
10年飼ってて一度も膝の上に乗ってこなかったのに、昨日は伸ばした脚の上に乗ってくつろいでいた。

今日は何日ぶりかわからないくらい久しぶりに10分くらい毛づくろいをする姿を見せてくれた。
治れ治れ治れ。
このときはまだまったく、かけらもそんな心配をしていなかった。
ほんの数週間前
今ダンボールは置いてないけれどねこちゃんは柵を飛び越えない。
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