蓼食う虫もテキサス

デンマーク人夫・ツレ氏とねこちゃんとのテキサスライフ。絶対に負けられない戦いがそこらへんにある主婦カイエの絵日記

タグ:シンゴジラ

注)以下 「シン ゴジラ」をすでに観た人対象の記事になっています!これからご覧になる方は閲覧注意。。前回の記事はこちらそれにしても実にインパクトある経験であった。。前回描いた以外のいろいろ…本日も描き散らかしでGO!巨大生物が東京に上陸だー!わくわく。いよい ...
注)以下 「シン ゴジラ」をすでに観た人対象の記事になっています!これからご覧になる方は閲覧注意。。

前回の記事はこちら

それにしても実にインパクトある経験であった。。

前回描いた以外のいろいろ…本日も描き散らかしでGO!



巨大生物が東京に上陸だー!わくわく。
いよいよその姿が白日の下に…!

と思ったら

shingodzilla1-1
 (だいたいこんな感じだったっけ?↑)

徐々に変態することも知らなかったし、リアルなCGに慣れた目にはこの手作り感が厳しいッ!!


shingozilla2-2
 
すんませんホント、ホント動揺した!


shingodzilla2-3

冒頭のボートが何だったかも分からずじまい。

ラストになんかガイコツみたいなのが映ったよーな映ってないよーな。

今思うと映画のどこ見てたの?的な見落とし加減(汗

そして興味深いアメリカ人たちの反応。帰宅して今までネタバレを避けて敬遠してたレビューなんかも漁ったりした。
そんなこんなで翌日はもう一日中頭の中ゴジラとさとみのことで一杯だった…



shingodzilla2-4



shingodzilla2-5
 
大ファンか。


shingodzilla2-6

観客の反応のタイミングや雰囲気からワタシのようなリピーターがかなり混じっていたと思われる。

どこにも広告がないのに集まるんだからかなりの日本アニメキャリア組()だろう。



shingodzilla2-7
アレは牧教授のボートだったんか、とかいろいろ分かって安心。
あの姿の消し方が思わせぶりだね!いつかまた出てくるのかな。(牧教授って何歳?)


アメリカ人が反応したシーンで覚えている所を挙げていっすか!
・首相の「早く言ってよ!」になぜか爆笑
・招集された3人の生物学の専門家?と向かい合ってるところでクスクス
・高橋一生が「わーー!わーー!」とパソコン持って走り回って、「ごめんなさい」というくだりが大ウケ。
・アメリカ軍のミサイル攻撃が効いて「さすがアメリカだな!(字幕はWay to go America!) 」で嬉しそうに笑う
・暫定首相が「やっぱり総理大臣って大変だな。ラーメン伸びちゃったよ」がウケてた
・「あの国の連中はいつだってこうだ!(字幕はTipical American!)」で爆笑
・広島 長崎原爆の写真のシーンは一瞬だったが物音一つ立たなかった
・やっぱり石原さとみの英語のシーンには「ヒソヒソヒソ」と声が上がる
・ゴジラ凍結に成功して静かに喜び安堵する人々の姿にもクスクス笑っていた(ハリウッド映画だと100パー「ウォーー!」と喝采、抱き合いになる場面なので新鮮だったのでは?)

昨晩は拍手は起こらず最後の尻尾のガイコツのシーンが終わったあと「Godzilla's baby, hun? (ゴジラベビー、ってか?)」と誰かが言いハハ…と笑いが起こっていた。第6形態の示唆、ってのは伝わったんだな。(←1回目のときわかんなかったワタシ)

以上思い出せる(所々不明瞭)箇所でしたー。



「この国はまだまだやっていける、大丈夫だ!」という日本人による日本人に向けたメッセージ性の強い映画だったけど、こんな遠い国の人々にはどう映ったんだろう。

世界中の同盟国を「オレらが守ってやってる」つもりでいるアメリカ人にとって、各国間のジレンマとフラストレーションを抱えながら渡りあっている日本人の本音が少しは伝わっただろうか。
2回も原爆を落とされたことを忘れていないことを、それでも前を向いて進んできた日本人の歴史を少しはわかってもらえただろうか。


英語のレビューサイトも(すこーしだけ)のぞいてみた。

まずこの映画の特徴をざっくり。。

このCG全盛の現代で特撮感丸出しのゴジラ。オリジナル作品へのオマージュがふんだんに盛り込まれている。
「事件は会議室で起きている」を地で行くやや自嘲的な展開、役人たちの早口のセリフばかりが延々続く。
日本人によって100%日本人だけに向けて作られた映画。
先の大規模な震災と放射能汚染事故に大きくインスパイアされている。


高レビューの人にはそれらがまさに高く評価された点であり、低レビューの人にはそれらが退屈に思う理由だったという面白い結果になっている。



滑稽なほど多くのプロセスを経ないとはじめの一撃がくわえられない、それくらい慎重に平和を壊さぬよう今までやってきた国なのだのだということを、ワタシ個人は誇りに思う。銃がその辺に売っていて、コソ泥が、民間人が、警察官が簡単にドンパチ始める国の人間には絶対にわからないだろうけど。(でもそんな国の傘下にあるからこそ日本人の命を戦争で失わずに済んできたというものすごい皮肉。。)




shingodzilla2-8

この辺も妙~~に記憶に残るのよね…

だんだん克服されていくともっと「安心して楽しみをゆだねられる映画」が日本からもできていくんだが(笑)


けど
なんだかんだ言ってあの石原さとみの英語シーンがワタシにキョーレツな印象を植え付け、リピする原因のひとつになったのだと思えば彼女のプロモーターとしての存在理由は絶大だったと言わざるを得ない。。


またすばらしい才能による新しい作品が日本から上陸してくる日を楽しみにしています!

いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 漫画ブログ コミックエッセイへ
にほんブログ村

絵日記ランキングへ




 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加
続きを読む