※当シリーズはリアルタイムではありません
はじまりはこちら
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63
前回はこちら
動物は今を生きている。
これから身の上に起こることを悲観し絶望することもないし不幸を嘆くこともない。
毎日ねこちゃんに触れていた私はそう信じている。
毎回の食事の味とにおいと空腹が満たされていく感覚を楽しみ
食後は窓の外をゆったりと眺め
日なたで毛づくろいをし
気分のいいときは柵を越えて二階へ冒険にいく。
ガンの進行で顔の形が変わり体は痩せ細っていっても
私を信じてまっすぐ見つめて甘えるねこちゃんに
さいごまで付き添う気持ちが変わったことはない。
わざわざ安定しないところにまたがるように乗るのが好き
進みはゆっくりになります。
ご了承ください
66へつづく
ねこちゃんハンター時代のエピソード
弱ったねずみは自分で袋に入っていった
ねずみはダメよと言い聞かせたら
「命乞い」するねずみの姿って見たことある?
たくさんのコメントありがとうございました。
寄り添ってくださる言葉に涙がでました。
真剣なご意見も真摯に受け止めています。
読者登録をどうぞよろしくお願いします。
↓↓↓
いつも応援ありがとうございます
(1日1クリックでランキングサイトに票が入ります)
コメント
コメント一覧 (10)
いつも家族として接しているカイエさんが感じとった意思は真実なんだと思います。
カイエ
がしました
ただ毎日が快適で、ご飯があり、好きな人と一緒にいるだけで「しあわせ」なんだろうなと思います。
闘病、おつかれさまでした。
カイエ
がしました
私を信じてまっすぐ見つめて甘えるねこちゃんに
さいごまで付き添う気持ちが変わったことはない。」
読んでいて涙がでてきました。
猫ちゃんに心から頼られて、それを感じられていたんですね。
少しずつ弱っていく猫ちゃんのお世話をして、血を拭いてあげて。ツレ氏とは寄り添う事ができない。カイエさん辛かったですね。
カイエ
がしました
でも、それはあくまで生きる希望を失ってからの話で、カイエさんが「猫ちゃんはまだ生きたがっている」と感じ猫ちゃんも生きようとしているなら、カイエさんの選択が正しいと思います。
カイエ
がしました
こういうことをアニメの世界でも見る度に2匹の猫の話を思い出す。以前も書いた気がするけど。
友人の転勤に伴い、彼の猫2匹を始末しなければならなくなり、車で保健所へ向かった。やがて着くと友人は彼の手にじゃれついていた猫を抱いて、保健所へ入った。不図残った猫を見ると、何か訴えるような顔つきをした。私はとっさにドアを開けた。猫はサッと車を降り、近くの暗渠へ飛び込んだ。
友人がもう1匹はどうしたと尋ねたので、奴はドアを開けた途端に逃げ出したと私。そうか、仕方ないな。話はそれで終わり。でも残った1匹を助けたことは気分を高揚させた。
後にある老人にこの話をした。「あの猫は本当の自由をものにしたんだよ。僕もああいう生き方をしたいものだ。それが僕にぴったりだからだよ。」
老人は言った「もう1匹の猫はどうした。」
「どうしたって、そいつはかわいそうだが処分されたよ。」私はその猫のことはすっかり忘れていた。
「わしが言いたいことはな。主人を信じ切って、そのまま不平も言わず、騒ぎもせず、死んでいった猫は、実はお前の生き方とそっくりだという事さ。」
カイエ
がしました
介護の時も葬式の時でも
カイエ
がしました
一概にこれが正しいとか間違ってるとか言えないよね。
お互いの信頼関係の上に成り立つ選択だから。
何もしてない人ほどあれこれ言ってくるのは、イラっとするわ。
カイエ
がしました
奇跡を祈って最期まで看取るけれど…
苦しい思いをしてるネコちゃんは実際どうなのだろうと…
これはうちの父の時も悩ましく思いました。
弟達とも意見は分かれました。
これ以上 意識の無い父に手術を繰り返し ただただ延命するのは父の望むことなのだろうかと。
でもねこちゃんの場合は違います。
カイエさんの傍でまだまだ生きたがってる😭
そう思った時に涙溢れました。
カイエ
がしました
カイエ
がしました
幸運な事に痛みのない状況だと医師から言われたので、安楽死の選択は取りませんでしたし、いざそうなった時に本当に決断出来ていたのかはわかりませんが。
安楽死も、ペットを想っての尊い決断と私は思っていますが、確かに動物には未来や病気や治療などといった概念は無く『ただ今を懸命に生きている』というものだと思いますので、その時が来るまで寄り添うのも尊い決断と思います。
ただ、お世話をしているのはカイエさんですが、ツレ氏もネコちゃんと共同生活をしている訳で、そのツレ氏が『ガンのネコちゃんが血を流している』状況を見て、あの電話をしてきた事は決して無配慮という風には私は見えませんでした。
カイエ
がしました