今これを書いているテキサス時間はまだ8月15日。

「父は南京生まれ」シリーズ
よかったら1話目からどうぞ






今回こちらから
aug162021-1
 
資料として貴重ったって別に家族内で見るだけじゃああれなんで。
せっかく祖母の希望に反し燃やさず世に遺ることになった戦中戦後の様子がわかる絵葉書や手紙は、我がファミリーの血を引く最後のメンバーである私がブログで世に出そう。


今年紹介するのはこの祖父が祖母に残した「遺言」
aug162021-5

遺言
一、国もとに帰り老母に孝養を尽くせられたきこと
一、○○(父の名)将来の志望については本人の素質と希望を考慮し定められたきこと
一、生命保険金は貴殿の所有たるべきこと
昭和十九年六月十日 孝吉
キヨ殿


この「遺言」はまだ戦時中の日付け。祖父は兵隊で戦死したのではなく、戦後病死した。
終戦前に南京から日本に帰ることができたが、それでも助からなかった
三十代前半の若かった祖父は、赤ん坊の父の成長を見ることができないという覚悟でこれを書いたと思われる。



世界中の多くの人々の暮らしと、人生と、命を翻弄し飲み込んでいった巨大な戦争だった。



現在タリバンが再び台頭してアメリカのニュースも大騒ぎをしている。
ところで現在のアフガニスタンのコロナワクチンフル接種率はまだ0.6%だそうだ。
えっとこれはその…意外と大丈夫なもんだねえ…ってこと?


2022年に続きを描きました↓





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