「おせちを食べた外国人夫の感想」に反響をたくさんいただきました。
ありがとう~!
ワタシが意地になっておせちを作って食べるようになったのかには実はきっかけがある。
もう何年も前。
まだブログもやってない、髪も長かった頃、すでにテキサス在住。
高級料亭の料理教室へ通ったことがある友人宅で日本人友達だけの新年会があり、正月料理をごちそうになった。
きれいに飾られた食卓、見事に盛り付けられたおせちや正月のごちそう。さすが。
「おせちね~、そんな好きじゃないけど一口ずつは食べないとね~」という軽い気持ちでつついた…

全部だ。全部おいしかった。特に衝撃だったのが黒豆。

こんなことが自分の身の上に起こるなんて。
ふっくら大粒。しわのない漆黒の黒豆。
そして絶妙なやさしい甘さ。ずっと食べていたい!
あの、甘~ったる~くて2粒でギブアップするアレとは全く別物だよ!!
こ、これどうやって作るのーッ!!??
「お料理教室のレシピはな、教えられへんねん。
以前生徒の一人がネットで公開して、先生は大激怒。
うちは先生のことを裏切られへん。ごめんな」
ということで入会費と月謝が何万円もする教室のレシピは非公開。
そりゃそうか。(ワタシのように黙ってられない人がいるからな!)
でもあの美味しさがあきらめられないワタシは工夫して立ち向かう。

「茹で汁は一回全部捨てるねん」とも言っていたがそれをやったら色がガタっと落ちてしまい。
以来茹で汁は替えない方式で(^^;)
普通のレシピってね、250gの豆に砂糖200gとかそれ以上だよ!多すぎ(><)
今年のワタシの配分は…(もう1回載せます)
黒豆 400g
水 1.5ℓ(足りなくなるので後で増やす)
砂糖 150g
塩 小さじ1
醤油 大さじ1
ベーキングソーダ(重曹)小さじ1
錆び釘数本(木綿の袋が無ければコーヒーフィルターかお茶用パックに入れる)
炊き方は土井勝さんのレシピに沿う。
(クリックすると土井善晴さんが出てくるけど。多分父上のレシピだよね?)
これでだいぶ好みの薄い甘さに近づいた!
あとは豆が…今年は一昨年かもっと前の古い中国産だったので_| ̄|○
次の年末には丹波篠山の豆を取り寄せようと思う。
ワタシが買っていたお店は
たんばる
でした。
(↑今シーズンの黒豆は販売終了)
そんな好きなら来年まで待たずに作ったらって思う?

やっぱりお祝いの食事は特別な気持ちで食べたいの♡
そういえばこの友人宅の新年会、「リモンチェッロ」がウェルカムドリンクだった。
これも初めて飲んで衝撃で。
のちに家のレモンで作ったのも、彼女の影響。
過去記事。これまだ冷凍庫に入ってる(^^;) 新居に一緒に引越してきた。

「リモンチェッロ 砂糖の量の迫力に屈した」(2016年8月12日)
こんなに大量なのに、味はやっぱり甘さが足りなかった(^^;)
そういえばこの人と同一人物。本人が読んだらバレちゃうわぁ(笑)

「買い物裏ワザ(ホントならすごい)」(2017年12月7日)
もしも
ツレ氏もこの新年会に同席していたらその後の食の好みも違っていたかもしれないって思う。
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コメント
コメント一覧 (15)
おせちが正真正銘のお祝い料理だった時代は、食材も調味料も輸入品なんてなく、
当然黒豆も国産の高級品だったはず。
今みたいに、形だけ、見た目だけの料理じゃなくて、
手間暇かけて調理されてたんでしょうね~。食べてみたいなぁ。
カイエ
が
しました
大人になって甘くない料理食べてやっとおいしさわかったような気がします。
子供の時から甘いのが苦手だったので薄味や出汁のおいしさ、そして素材の美味しさに飢えていたかもしれません。
料理教室いいですねー行きたい。
でも苦労しても食べてくれる人いないからなっ💦
旦那はあんまり上品な味はよくわからないから虚しくなりますねw
カイエ
が
しました
黒豆は母が煮てたから、生きてるうちに教わっておこーっと。←まだなんかいw
おせちは祖母が健在だった頃には、祖母がお煮しめを作っていたんですが。
子どもウケする味では、なかなかなかったりもしますよね。
母は買う派で(笑)、ここ数年はずっとオイ◯ックスの和洋おせちですー。
父が煮物好きなので、ざっくり煮物は作ってるかな。
普通に具材全部一緒に煮る煮物。
カイエ
が
しました
私は御節はやっぱり無理です…こっちの缶詰開けて混ぜてオーブン料理になれすぎた(涙)
カイエ
が
しました
なんでもそうだけど、がんばってもっとおいしく!っていうのを突き進めるととまんないし、奥深いもんね。和食なんて特にそう。うちには母からおくられた阿川佐知子さんが和食に挑戦する本があるんだけど、天ぷらの作り方とかすごい参考になります。そこで阿川さんにおしえる和食の先生が「お金が無ければ手間暇かける!」っていうんだけど、ほんと。お金がいっぱいある人だったら京都の高級料理やでいろんなもんたべれるからお金払えばいいだけだけど、それできなければ(遠いとか、金ねえとか諸々の事情で)やるしかないんだよね、自分で。だからバゲット作ったりいろいろすんだよね。。。幸い田舎は都会の台所とちがって広いから料理しやすいし。リモンチェロってグラッパからつくるん?あたしゃリモンチェロでレモンドロップっていうお菓子作ったことあるよー。よく考えるとさー、良いレシピの本ほどたくさん読み返す本ってないよね。うちにたくさんあるのは、リディアさん(アメリカの教育テレビで料理番組やってる)とジュリア・チャイルズさんのなんだけど、写真も豊富でほんとみてるだけで楽しくなっちゃう。小説なんか1回よめばだいたいおしまいだけど。その点漫画って何回も読むなあ、そいえば。
カイエ
が
しました
今年日本に帰れる(完全帰国)予定が更に伸びてしまったので、一時帰国の時にでもフジっ子のお豆ちゃん買おうかなと思います。
カイエ
が
しました
フジッ〇のお豆ちゃんもロングセラー、大勢の人の好みに合うよう上手に作られているんだろうと思いますよ。
冷蔵庫がある現代は「保存目的」で味を濃くする必要は無くなった分味を追求できるわけで、敷居の高かった伝統料理もみんなに「おいしい!」と愛されながら引き継がれていくといいなあと(^^)♡
カイエ
が
しました
えっ
ちょっと待って。茶碗蒸しと赤飯が甘いんですか??北海道に多いという、ワタシの地元の県民の味じゃないですね…でも寒い北海道でカロリーを摂るための生活の知恵だったのかな(^^;)
そう、その友人のプロ級のお料理もアメリカ人旦那さんはまったく…
彼女は洋食の腕もすばらしいので普段はそっちみたいですが。。
せっかくの料亭直伝の味が~(´;ω;`)
カイエ
が
しました
そうそう~子供の頃はほんっと「どれを食べたらいいんだ…」って感じで(^^;)
いや、最近までもかなー。その、高級料亭のおせちをいただくまでは…!くぅ~ッ
ウチの郷土料理の煮物も、ホントはもっと丁寧に作るらしいんだけど面倒なので全部一緒に煮ました!ハハ。
カイエ
が
しました
どうもー
お役に立てれば幸いです(^^)
ダンジェネスクラブはズワイガニみたいな大きな肉は入ってないけど、頑張って脚をハサミで切って食べてくださいね!
オーブン料理も美味しいですよね。簡単なのにガイジン夫たちにはごちそうらしいので助かる~
カイエ
が
しました
そうそう、黒豆だけじゃなくて昆布巻きやゴボウの炊いたもの?田作りなどもあったんだけど。全部美味しかった。一番衝撃だったのが黒豆だったんで。
いや~~世間は広い。金持ちはああいうものを食べているのか…とよく分かりましたわ。
グラッパ…(調べた)ああ、なんかこっちで作るほうが美味しそう。もしかして本場はそうなのかな。
ワタシが使ったレシピはアルコール度が激しく高い(95度とか)スピリタスウォッカ。もはや人間の飲み物じゃなくてただの可燃物…(^^;)
カイエ
が
しました
なかさんは帰国されちゃうんですねー。
でも日本は美味しいもの何でもありますから!^^
カイエ
が
しました