子供時代の不思議な痛みと感覚4「箪笥(たんす)の顔」
歪んだ亡者の慟哭というかエイリアンというか。左右が縦にズレてるのがさらに怖い顔に見える。これまた…女の顔のタコ足宇宙人が子分引き連れて襲来、的な。ところで数十年後マンガはちょっと大袈裟に描いたけど、箪笥の表面を張り替えたとかじゃなくて確かに同じ木目なのに ...
歪んだ亡者の慟哭というかエイリアンというか。左右が縦にズレてるのがさらに怖い顔に見える。
これまた…女の顔のタコ足宇宙人が子分引き連れて襲来、的な。
ところで
数十年後
マンガはちょっと大袈裟に描いたけど、箪笥の表面を張り替えたとかじゃなくて確かに同じ木目なのにもう全然怖く見えなくなっていたという…
当時は、なんなら立体感すら伴ってめっちゃリアルな怖い顔に見えていたのになー。
子供の目(というか脳というか)って、特にワタシの場合だけど、めっちゃ単純な分類しかなくってさ。それっぽいフォルムがあると自分の中の数少ない記憶の中の形状と簡単に同室に入れられちゃうんだ。
小学生の時、毎日使う鉛筆の先が有名演歌歌手にそっくりに思えて思えて仕方ない時期もあった。
こんどその話も。
→5へつづく
子供時代の不思議な痛みと感覚シリーズはこちらから(↓クリックで記事へ)
上に出てきたこのコマは祖母が亡くなった時の話
「その場所は今も」(2017年12月31日)
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